門井慶喜「銀河鉄道の父」あらすじ,評価,愛読者。第158回直木賞受賞

 

 

 

門井慶喜「銀河鉄道の父」

 

 

 

2018年1月発表の第158回直木賞受賞作品。

 

2017年9月発売。

単行本418ページ。

講談社。

電子書籍版あり。

 

 

 

あらすじ

宮沢賢治の父・政次郎の視点から賢治の生涯を描いた作品。

 

 

 

内容紹介

明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、

昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。

賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、

賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。

地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、

このユニークな息子をいかに育て上げたのか。

父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、

決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。

 

 

 

 

【主な愛読者情報】

今のところ不明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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池井戸潤「陸王」あらすじ,評判,電子版あり

 

 

 

2016年7月発売の池井戸潤氏の単行本小説。

そして、今回もお得意の中小企業の奮闘記的な作品。

 

具体的に言うと埼玉のある老舗足袋業者の再起をかけた新規事業を追ったような作品。

 

 

2017年10月からTBSドラマ化され、大ヒットしており、

いち早く結末を知りたい人が買っていることでドラマ放送開始からチャート再上昇。

 

 

既に電子版もあり。

 

 

 

 

【あらすじ】

内容(「BOOK」データベースより)

勝利を、信じろ。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。

このシューズは、私たちの魂そのものだ!

埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。

日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。

これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか?

世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足―。

従業員20名の地方零細企業が、伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで一世一代の大勝負に打って出る!

 

 

 

【売上部数】

約19万部(オリコン調べ/2016年末時点)

ドラマ放送されてからは再び部数急上昇で今後50万部を超える可能性あり。

 

 

 

【売上ランキング情報】

オリコン2016年度単行本売上ランキング第46位

 

 

 

 

【主な読書口コミ(Amazonでも楽天でも最高評価をつけている人ばかり)】

  • 約600ページの大作だが、一気に読めてしまった
  • 今回も期待を裏切らない最高のストーリー
  • 最高の読み応え
  • 取材力がすごい
  • 小説家としてさらに成長している気がする
  • ビジネス系作品なので、ビジネスマンとしていい勉強になる
  • めちゃくちゃ面白かった

 

その他、絶賛コメントばかりなので、この作品は間違いなく名作のようです。

 

 

 

 

 

 

 

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恩田陸「蜜蜂と遠雷」

 

 

 

 

2016年9月発売の小説。

そして、その後直木賞と本屋大賞を受賞し、

近年エンタメ小説の2大賞となってきている賞をダブル受賞した作品として大きな話題に。

 

ジャンルとしては「青春群像小説」という扱い。

あらすじとしてはピアノコンクールに挑む4人の若者を描いた作品。

 

 

単行本約500ページの対策ながらAmazon・楽天ブックス両方で相当な高い評価で、

「一気に読めてしまった」という人が多い、万人受けする名作のようです。

 

 

 

 

 

ページ数=507ページ

出版社=幻冬舎

 

内容(「BOOK」データベースより)

私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作!

 

 

 

 

部数情報

単行本57万部(2017年8月時点)

 

 

 

 

 

【ネット書店での主な口コミ】

  • 一気に読めました
  • 読書の素晴らしさを感じることが出来た
  • あまりの情報量に圧倒された
  • 恩田さんのわかりやすくキレイで圧倒的な文章に感動が止まらない
  • 読み応えがありました
  • ページが最後のほうになると、もっとこの作品の世界に浸り続けたいと思える作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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筒井康隆「残像に口紅を」あらすじ,口コミ,愛読者(カズレーザーなどおすすめ)

 

 

 

 

筒井康隆「残像に口紅を」

 

 

 

2017年11月のアメトーク・読書芸人SPで

紹介した本がその後よく売れることで有名なカズレーザーさんが紹介したためか、

その後、ネット書店で爆発的な売り上げを記録している作品。

 

1989年に単行本で発表され、その後、文庫化。

 

 

 

筒井康隆作品の中ではそんなに有名な作品ではないものの、ネット書店などではおおむね高い評価。

 

 

 

 

発行部数

単行本=不明

1989年ベストセラーランキングの上位には入っていないので、

当時そんなに売れた作品ではないようです。

 

 

ページ数

単行本236ページ

 

 

あらすじ

50音が一文字ずつ消えていく世界を描いた物語

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

ひとつ、またひとつ、ことばが消えてゆく。

愛するものを失うことは、とても哀しい。

言語が消滅してゆく世界で、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家・・・ついに書かれた究極の実験的長編。

 

 

 

 

【主な愛読有名人】

  • カズレーザー(メイプル超合金)
  • 笑い飯・哲夫

 

 

 

 

【ネット書店での一般読者の主な口コミ】

  • 最後まで音が減っている事に気づかせないほどの語彙力、表現力の豊かさは見事
  • 使える文字が少なくなってゆく中での実験小説
  • 圧倒的な実力で捩じ伏せられました
  • 読めば読むほど、題名の秀逸さに驚かされる。
  • 驚きの言葉遊び。
  • 感動のラスト10文字

 

 

その他、かなり高い評価を受けているSF系作品で、

「使える文字が少しずつ消えていく」というところがポイント。

 

 

 

 

 

 

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恩田陸「夜のピクニック」愛読者情報

 

 

 

2005年度の第2回「本屋大賞」受賞作、

恩田陸「夜のピクニック」の内容や愛読者情報。

 

 

 

2004年7月発売。

電子書籍版あり。

文庫版ページ数455ページ。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。

生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。

そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために―。

今まで誰にも話したことのない、とある秘密。

折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。

去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。

気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る―。

 

 

 

 

賞受賞歴

  • 第2回 本屋大賞受賞
  • 第26回 吉川英治文学新人賞受賞

 

 

 

 

【主な愛読有名人】

  • 芦田愛菜(女優)・・・・・TVのインタビューにて「面白すぎるため、この素晴らしい世界観にずっと浸っていたくて、ページを途中からめくりたくなくなった」と語った、愛菜さんの人生を代表する愛読書
  • アンミカ(モデル・タレント)
  • 葉加瀬マイ(タレント)
  • バイきんぐ小峠(芸人)
  • 望月理恵(フリーキャスター)
  • 宮本笑里(バイオリニスト)

 

 

 

 

 

 

 

 

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